おたふくかぜ 予防接種 妊娠

妊娠したらおたふくかぜの予防接種は受けられないのか

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おたふくかぜは正式には流行性耳下腺炎といいます。
ムンプスウイルスという菌に感染することで発症します。
耳下腺という耳の下にある腺が腫れ上がり、おたふくのようなしもぶくれ顔になるためおたふくかぜという名前がついています。
流行性とありますが、一年を通してかかる可能性がある病気です。
5〜10歳頃までにたいていの人はかかりますが、まれに成人になるまでかからない人もいます。
予防接種をしてあればかかる心配はほとんどありませんが、仮に予防接種をしておらずかかったこともないという人は注意が必要です。
女性では卵巣炎を併発するおそれがあり、男性は無精子症を併発し不妊の原因となるおそれがあります。
心配な人は抗体があるか一度調べてもらい、早めに予防接種をうってもらう方がおすすめです。

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おたふくかぜの予防接種は、妊娠したらうつことができません。
そのため、妊娠を希望している段階で抗体があるか検査を受け、なければ予防接種をしておくのが望ましいでしょう。
もし妊娠中に抗体がないことがわかったら、感染しないように日常生活で注意をしないといけません。
子供の方が感染している確率は高いので、子供の多いところは避け、子供と接触することは控えるようにします。
また、配偶者の抗体検査もしてもらい、もし抗体がなければ配偶者には予防接種をしてもらうとよいでしょう。
万が一妊娠中におたふくかぜになってしまったとしても、胎児に障害がでたという事例はないのでそこまで心配する必要はありません。
しかし栄養不足になるおそれがあるので栄養補給を意識しましょう。

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