おたふく風邪 難聴 治療

おたふく風邪による難聴の治療方法について等

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おたふく風邪とは急性の感染症の一種で、ムンプスウイルスというウイルスに感染する事で発症します。
一般的には3〜6歳くらいの子供が発症しやすいと言われていて、実際に患者全体の半数以上はこの年齢の子供で占められています。
しかし大人なら大丈夫というわけではなく、年齢や性別等を問わずに誰でも感染・発症する可能性を持っています。
しかも大人になってから発症した場合には症状が重くなる事も多いので、発症した場合には速やかな病院受診が望ましいです。
おたふく風邪はムンプスウイルスに感染しても、すぐに発症するわけではないという特徴があります。
この感染から発症までの間の期間の事を潜伏期間と言い、この潜伏期間中に感染に気付くのは難しいです。

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おたふく風邪を発症した場合に現れる症状としては耳下の腫れや嚥下痛、発熱等が挙げられます。
特に耳下の腫れは代表的な症状で左右どちらか、もしくは両方が大きく腫れて触れると痛みを伴います。
それ以外にも状態が重い場合には難聴や精巣炎等といった合併症が起こる事もあるので、くれぐれも注意する必要があります。
おたふく風邪の治療については対症療法が主となっていて、炎症を抑制する薬の処方等が行われます。
それ以外にも難聴等の合併症が起きている場合には、入院をして治療をするケースが多くなります。
代表的な合併症である難聴が起きた場合の治療方法については、ステロイドの投与等が行われます。
ただしムンプスウイルスには特効薬がないため、この場合の難聴を根本的に治療するのは難しいと言えます。

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