おたふく風邪は、初冬から春の時期に流行しやすいです
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おたふく風邪とは、ウイルス感染により耳下腺が腫れる病気で、感染力が強いのが特徴です。
子どもが罹りやすく、4歳・5歳の子どもの発症率が高いです。
潜伏期間は2・3週間位で、症状が現れてから治るまでには7日から10日を要します。
初冬から春、春から初夏の時期に流行することが多く、3年から5年の周期で大流行しやすい傾向にあります。
おたふく風邪を引き起こす原因として、飛沫感染・接触感染があげられます。
発熱・頭痛・倦怠感などの症状が現れ、大人が罹ると合併症を引き起こすリスクがあります。
症状からおたふく風邪であると感じた場合は、内科または耳鼻咽喉科で診察を受けるようにします。
症状を緩和することを目的に治療が行われます。
自宅で安静をし、栄養を補給して免疫力を高めることが治療の第1歩です。
水分を補給することが大事で、特に発熱の症状がある場合は十分補給する必要があります。
食欲が湧かないときは、スポーツ飲料・ヨーグルト・柑橘類を摂取するようにします。
固形物は食欲が出てから摂取をし、治るまでは辛い食べ物は控えた方が良いです。
流行時期に罹るのを防ぐには、おたふく風邪ワクチンを接種するのが最大の予防法です。
接種時期は1歳になったときは直ぐに、5歳のときにもう一度接種するとおたふく風邪に罹りにくくなります。
大人であれば、普段子供と接する機会の多い場合は、接種しておきたいところです。
流行時期の対策として、外出後の手洗いや人が多くいる場所は避けるようにします。