おたふくかぜと耳下腺炎の違い
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風邪の症状の中でも、耳の下が膨らんで、なおかつ痛みがあるものをおたふくかぜと言います。
このおたふくかぜは、子どもの時にかかることが多く、1度かかると免疫が付きますので再発することはありません。
一方、耳下腺炎ですが、この病気は耳の下が腫れて痛みがあるという点はおたふくかぜと似ていますが、違いは大人でも子どもでもかかる病気だということと、耳下腺炎は過去にかかっていたとしても再発することがあるという点です。
この2つの病気の症状は似ていますが、まったく違う病気ですから、まずは病院に行って医師の診察を受けることが重要になってきます。
どちらも早めの診断を受けることが大切ですから、症状に気づいた時はすぐ病院に行きましょう。
おたふくかぜと耳下腺炎の違いは他にもありますが、そのひとつが他人に対してうつるかどうかということです。
耳下腺炎の場合は、耳の下にある腺から炎症を起こすのが原因ですが、おたふくかぜはウイルスが原因になりますので、他人にうつる場合があります。
この時、他人が既に免疫をもっている場合は問題ありませんが、そうでない場合はうつりますから、できれば外出を控えたほうが良いでしょう。
もうひとつの違いが、治りにくさの点です。
おたふくかぜの場合は、体内でウイルスが退治されれば数週間前後で完治しますが、耳下腺炎の場合は炎症が治まることが条件になりますので、治る期間に個人差があります。
特に、免疫力が弱っている時には治りにくくなるという違いがあります。