おたふくかぜの2回目の予防接種を受けるタイミング
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おたふくかぜに限らず予防接種は、病気の感染や重症化を避けるために大切なものとされています。
おたふくかぜの予防接種は、現在2回目を受けることも重要とされています。
2回目が必要と考えられるようになったのは、おたふくかぜの抗体を1回目の予防接種で十分に得られる人は90%と分かったためです。
残りの10%は予防接種を受けていてもおたふくかぜに感染してしまう可能性があります。
それを防ぐためにも2回目を行うことが必要とされています。
これによりほとんどの人が抗体を得ることができ、感染してしまう可能性を低くすることができます。
2回目を受けるタイミングとしては、5歳〜7歳未満が良いとされています。
できれば就学前だと安心できます。
また、タイミングとしては1回目を受けてから2〜5年たった頃とも言われています。
その時期を目安に、他の予防接種の時期を確認した上で、子どもの体調を気にしつつ早めに予定を立てることが大事となってきます。
また、住んでいる地域で流行している場合には、ワクチンの効果が出る前に感染してしまうことも考えられるため、なるべく早く予防接種を受けることが大事になってきます。
おたふくかぜには、深刻な合併症が起こる可能性があります。
それにより片方の耳だけが聞こえなくなる難聴や精巣炎・卵巣炎を起こすこともあり、将来の不妊の原因となることもあります。
このような合併症の危険性を避けるためにもきちんと事前に2回の接種を受けておくことが大事となります。